当社が作成した『人々の暮らしを取り戻す 精鋭たちの総力戦~ 2016-2021 熊本県南阿蘇村―技術者たちの闘い』が、公益社団法人土木学会が主催する「2024年度第31回映画コンクール」で部門賞(一般部門)を受賞しました。令和7年度土木学会定時総会(6月13日)で表彰されます。
このドキュメンタリーは、2016年に発生した熊本地震の復旧に従事し、活躍した土木技術者、当グループの長大、基礎地盤コンサルタンツの活躍を描いています。
普段、私たち建設コンサルタントの仕事を一般市民が目にすることは、ほとんどありません。“災害大国”といわれるわが国にあって、建設コンサルタントが防災・減災のために貢献していることをご存知の方も、かなり少ないと思われます。
市民の安寧な暮らしを守るために脆弱な国土を向き合い、ひとたび災害が発生した際には一日も早い復旧・復興に向けて、自らがもてる知識知、経験知を全力で注ぎ、被災自治体や他の支援組織の人たちと一丸となって働く―。そんな建設コンサルタントの姿が、ここにあります。
■部門賞(一般部門)
人々の暮らしを取り戻す 精鋭たちの総力戦~2016-2021 熊本県南阿蘇村―技術者たちの闘い
企画:人・夢・技術グループ株式会社
監督:葛谷正美・葛谷真由美
参照:土木学会 映画コンクール審査委員会
YouTubeで公開しています。ぜひご覧ください。
■当該ドキュメンタリーの概要
『人々の暮らしを取り戻す 精鋭たちの総力戦~ 2016-2021 熊本県南阿蘇村―技術者たちの闘い』
平成28年(2016年)に発生した熊本地震は、最大震度7を記録し、甚大な被害をもたらした。
技術者たちは発災直後から現地に入り、余震が続く中で応急調査を実施。限られた時間の中で、最大限の技術を傾注し、地盤調査設計、橋梁設計を完了させた。その力の根源となったのは、阿蘇の人たちの穏やかな日々の暮らしを取り戻し、いつ、再び見舞われるかも知れない自然災害から、阿蘇の人たちを守る―という技術者としての「使命感」であった。
このドキュメンタリーは、大規模な斜面崩落によって落橋した阿蘇大橋が地域の復旧・復興のランドマーク「新阿蘇大橋」となってよみがえるまでを描いた。地域の人々の心に、未来へと向かう「希望の橋」を架けてあげたい-自らの危険を省みず、数多くの困難に立ち向かった土木技術者たちの記録である。
株式会社長大 公式HP
基礎地盤コンサルタンツ株式会社 公式HP