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お知らせ
2023年09月01日

パラアーチェリーの渡邊大輔選手と専属パラアスリート契約を結びました

この度、人・夢・技術グループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永冶泰司、以下、当社グループ)は、2023年9月1日付で元自衛官であるパラアーチャー・渡邊 大輔(わたなべ だいすけ)選手と専属パラアスリート契約を結びました。
渡邊選手は、第9回JPAF杯パラアーチェリートーナメント大会 2位入賞を果たし、杭州2022アジパラ競技大会(2023年10月22日~10月28日)に日本代表として出場することが内定しており、今後、益々の活躍が期待される選手です。
当社グループは世界へ挑むパラアーチャー・渡邊選手の活躍を応援してまいります。


 渡邊選手のコメント
 この度、人・夢・技術グループと専属パラアスリート契約を締結できて大変嬉しく思います。
パラアーチェリーを通じ、皆様に少しでもパラスポーツの世界を知ってもらい共生社会に貢献できたらと思っております。そのために精進し、人・夢・技術グループの一員として、表彰台の1番上を目指していきます。                           

渡邊大輔




当社グループは、ダイバーシティ推進活動の一環として、パラアスリートの支援活動やパラスポーツの推進活動に、積極的に取り組んでおります。パラアスリートの支援活動等を通じて、グループ内の多様性の理解や社内外の繋がりを広げることで、当社グループの進めるDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)をさらに促進できると考えています。









●選手プロフィール
名前 : 渡邊 大輔(わたなべ だいすけ)
生年月日 : 1973年8月3日
出身 : 広島県
出場種目 : 男子コンパウンドオープン
1992年、海上自衛官として入隊し、潜水艦(通信員)の乗員として勤務。
1995年、出勤途中事故により左腕に障がいを負い、復職後の1997年、防衛技官へ転向。
その後、リハビリの一環として水泳に取り組み、2000年のシドニーパラリンピック出場をねらえる位置までいったが、クラス分けの変更により断念するも世界で戦いたい思いが強く、障がい者野球に転向。2014年第3回世界身体障害者野球大会2位。
さらに身体を鍛え直そうと、陸上競技の投てき(やり投げ、砲丸投げ、円盤投げ)に取り組み、円盤投げでは日本記録保持者(F46)となったが、パラリンピックの種目に円盤投げがなかったのと体力の限界を感じ、2019年、アーチェリーに転向。
2023年、海上自衛隊を退官し、人・夢・技術グループと専属パラアスリート契約を締結

●2023年の主な成績
【国内大会】
熊本 第17回花園コンパウンドアーチェリー大会 トーナメント:4位入賞
第9回JPAF杯パラアーチェリートーナメント大会 コンパウンド男子:2位
第42回中国地区ターゲットアーチェリー選手権大会 コンパウンド男子:4位入賞
【国際大会】
ヨーロピアンカップ  ダブル4位入賞
チェコ世界選手権 ダブル 6位入賞
杭州2022アジパラ競技大会に日本代表として出場内定(2023年10月22日~10月28日)
バンコク2023アジア選手権に日本代表として出場内定(2023年11月16日~11月25日)

●パラアーチェリーとは
50m、または70m先の的に向かって矢を放ち、その得点を競い合う競技。大会ではまず72射のランキングラウンドを行い合計得点でランキングを決め、決勝トーナメントの組み合わせを決定する。多くのパラスポーツでは障がいのレベルによるクラス分けで競技が行われるが、パラアーチェリーでは障がいの重度なW1クラスを除いて、障がいによるクラスではなく使用する弓(リカーブまたはコンパウンド)によって種目が分かれる。
出展:公益社団法人 日本パラスポーツ協会 かんたんアーチェリーガイド
 https://www.parasports.or.jp/about/referenceroom_data/competition-guide_16.pdf